【ワンピース】ルフィの母親はもう出てる?北欧版ジャンプでついに判明?

ルフィの母親都市伝説 アニメ

ルフィの壮大な冒険も最終章に突入し、次々と明かされる驚きの真実。

中でもワンピースファンの間で長年議論されてきたのが主人公モンキー・D・ルフィの母親の正体。

果たしてその謎に満ちた存在は、物語のどこかでもう出てるのでしょうか?

そんな中、ある衝撃的な情報を目にしました。

「ルフィの母親は作中に登場している大物キャラクターです」という投稿です。

この発言の真偽は定かではありませんが、ルフィの母親がついに判明?とネット上でも話題になっています。

もし本当だとすれば、物語は思わぬ方向に展開していくことになるかもしれません。

これまでファンの間では、世界政府のトップに君臨する「イム様」や、革命軍との関わりが噂される「ステューシー」など、様々なキャラクターがルフィの母親候補として名前が挙がってきました。

しかし、作者の尾田栄一郎先生は「屈強で厳格な中年女性」というヒントを残すのみで、決定的な情報を明かしていません。

果たして、ルフィの母親は本当に作中のどこかに登場しているのでしょうか?

もしそうだとすれば、それはワンピース世界に大きな衝撃を与える存在となるはずです。

今回はそんなルフィの母親について考察していきたいと思います。

 

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【ワンピース】ルフィの母親がついに判明?特徴について解説

ワンピースの主人公、モンキー・D・ルフィの家族といえば、カリスマ的な父親モンキー・D・ドラゴンと、力強い祖父モンキー・D・ガープが有名です。

しかしながら、意外にもルフィの母親については、これまでほとんど触れられていませんでした。

似たような事例としては、ドラゴンボールの孫悟空の母親についても、長年ほとんど語られてこなかったため、ファンの間では彼女がどんな人物だったのか、または強大な力の持ち主だったのではないかという都市伝説が根強く存在していました。

最近は外伝や補完資料で「ギネ」という名前が明かされ、当時の噂が新たに注目されることになりましたが、長い間謎に包まれていましたね。

実はワンピースでも2008年に発行された北米版ジャンプのSBSで、尾田栄一郎先生がルフィの母親像について語っているのです。

ではどのようなことを語っているのでしょうか?

その内容について見ていきましょう!

 

尾田先生が語るルフィ母親像は?

屈強な母親

尾田先生によると、ルフィの母親は、必ずしも美人というわけではなく、屈強で厳格な印象を持つ中年女性であり、髪型は特徴的なパーマのようです。

この描写、なんだかルフィの自由奔放な性格に影響を与えた、しっかり者の母親が頭に浮かびますよね。

また、『屈強』というキーワードは、ルフィの計り知れない精神力と体力の源を感じさせます。

物語の中でフィの母親が実際に登場するかどうかについては、尾田先生自身もまだ迷っているようです。

ですが、これだけ母親のイメージがあるということは、すでに誰が母親かは確定しているということで間違いないですね。

しかし、血縁にこだわらない家族の絆を大切にしているのが『ONE PIECE』でもあります。

くれはとチョッパーの関係など、血の繋がりがなくても親子と呼べる絆はすでに多く描かれていますよね。

最近でも、バーソロミュー・くまとジュエリー・ボニーの関係や、『ONE PIECE FILM RED』のウタとシャンクスの親子関係など、血縁に縛られない多様な家族の形が描かれています。

こうした例から考えると、ルフィの母親が必ずしも血縁関係のある母親とは限らないですね。

 

ルフィの母親に当てはまる条件は?

当てはまる条件

作中の情報やファンの考察を元に、ルフィの母親に当てはまる条件を3つに絞ってみました!

 

【条件1】 20年以上前にドラゴンと接触できる立場の人物

現在19歳のルフィが生まれるためには、最低でも20年以上前にドラゴンと接触している必要があります。

当時のドラゴンは革命軍を結成したばかりで、世界中を飛び回っていた可能性が高いと思われます。

だとすると、ルフィの母親もまた、世界を股にかけるような人物、または特定の場所に縛られない自由な立場の人物だったのかもしれません。

ただし、この条件については、血縁関係のある母親だった場合に限ります。

『ONE PIECE』では血縁に縛られない親子の絆が描かれていることもあり、ルフィと母親の関係もその可能性がないとは言い切れません。

 

【条件2】 物語に大きな影響を与える重要人物

最終章に突入し、残された謎が次々と明かされていく中、今になってルフィの母親が登場するとしたら、物語に大きな影響を与える重要人物である可能性は極めて高いと考えられます。

Dの一族の秘密を知る人物、または世界政府と深い関わりを持つ人物など、その登場はワンピースの世界を大きく揺るがす可能性を秘めていると言えます。

しかしながら、この先ルフィの母親が登場しない可能性もあるかもしれません。

多くのファンがルフィの母親の登場を待っていますが、それに対して尾田先生は「冒険物語が描きたいから、母親は出てこない」という話しも過去にされているようです。

冒険と母親は対義語で、冒険とは、少年が母親のもとを離れて成長していくもの――そう考えるのも一理ありますよね。

その観点からすると、物語が終盤に近づきルフィの冒険が終わる時、ルフィの母親が姿を見せる可能性が十分に考えられます。

【条件3】美人というよりは強い女性

さきほど紹介した通り、尾田先生はルフィの母親について、力強く厳格な印象を持つ中年女性と語っています。

体格の良いドラゴンとは対照的に細身のルフィなので、母親も細身では?と考えてしまいがちですが、必ずしもそうではなさそうです。

また、尾田先生の考えている母親が、血縁関係に囚われない可能性もあるため、もしかしたら全くルフィに似てないかもしれません。

鍵となるのは「必ずしも美人というわけではない」というところのように感じます。

みんな大好きなルフィだけに、勝手に美人なお母さんを想像している人も少なくないのではないでしょうか。

 

ルフィの家系についておさらい

ルフィの母親については今のところ登場しておりませんが、母親を考察するにあたって、ルフィの家系については重要になってくると考えます。

そこでルフィの家族についてもおさらいしておきたいと思います。

祖父モンキー・D・ガープ

ルフィの祖父は、“海軍の英雄”と謳われる伝説の海兵、モンキー・D・ガープ。

ガープは海賊王ロジャーを追い詰めた人物であり、その実力は折り紙付き。

頑固で厳しいけれど、根は優しくお茶目な一面も。

ルフィの破天荒な性格は、この祖父譲りなのかもしれません。

ガープはルフィを海軍にしようと幼い頃から鍛えましたが、当のルフィは海賊になることを決意。

皮肉なことに、ルフィの憧れの存在であるシャンクスも、ガープに捕まえられそうになったロジャー海賊団の一員でした。

血は争えないのか、運命のいたずらなのか…。

父モンキー・D・ドラゴン

そしてルフィの父は、世界政府を倒そうとする革命軍の総司令官、モンキー・D・ドラゴン。

ドラゴンは「世界最悪の犯罪者」の異名を持つ謎多き存在です。

ルフィと接するシーンもないため疎遠になっているように感じますが、実は子供想いで、ルフィが窮地に陥った時、影ながら彼を助けたことも。

ルフィと接するシーンがないことから、本当に親子なのか?という疑問も生まれますが、海軍元帥のセンゴクがルフィとドラゴンが親子であることを発信したため、ほぼ間違いなく本当の親子であると言えます。

そもそもルフィも含めて世界政府や海軍に楯突いている海賊もいるのに、なぜドラゴンが世界最悪の犯罪者なのでしょうか。

懸賞金についても明らかになっていないため、過去に世界政府との間に何かあったと考えるのが妥当です。

ちなみにドラゴンは革命軍を作る前は自由軍として活動していましたが、その前は実は海兵だったのです。

最終章に入ったワンピースの中で、間違いなくキーマンとなる存在で、今後ドラゴンの素性も明かさることが予想されます。

そうなってくると、ドラゴンにとっての”妻”の存在が明るみになる可能性も大いにあり、そこに世界政府との因縁も隠されているのかもしれません。

また、ドラゴンの能力についても明らかになっておらず、過去の登場シーンから風を操る能力者と予想されていますが、ドラゴンがどんな人物で、どんな能力を持っているのかは非常に楽しみです。

 

義兄ポートガス・D・エースとサボ

さらにルフィには、義兄弟と呼べる存在がいます。

1人は“火拳”のエースこと、ポートガス・D・エース。

ロジャーの息子であるエースとは、子供のころに盃を交わし兄弟の契りを結びました。

太陽のように明るく、ルフィにとっては頼れる兄貴分。

しかし、エースは頂上戦争でルフィを守るため、命を落としてしまいます。

この悲劇は、ルフィにとって大きな心の傷となり、同時に成長のきっかけとなりました。

もう1人の義兄弟が、革命軍No.2のサボです。

貴族の生まれを捨て、自由を求めたサボは、幼い頃のルフィとエースにとってかけがえのない存在でした。

一度は死んだと思われていましたが、ドラゴンに助けられ革命軍に身を投じていました。

ルフィとの再会を果たしたサボは、エースの意思を受け継ぎ、ルフィにとって大きな支えとなっています。

以上が今分かっている、ルフィの家族構成です。

 

「ルフィの母親は作中に登場している大物キャラです」という噂は本当?

噂は本当?

「ルフィの母親は作中に登場している大物キャラです」と言う噂がありますが、実際には作者はそのような発言をしておりません。

ですが、すでに登場している可能性もあり、また、今後ルフィの母親だと明らかになる場合は、間違いなく大物キャラということになると思います。

大物となると、個人的は「D」の名を持っているか、或いは逆にDと対抗している勢力のどちらかだと推測しています。

アラバスタ王国の王女ビビィもDの一族であることが判明していますが、やはり大物といえばDの名のつくキャラの可能性が高そうです。

ですが、もしルフィの母親が世界政府側の人だった場合、対抗する勢力であることになります。

 

「ルフィの母親は1話でもう出てる」という噂は本当?

ワンピースの謎の一端として、ファンの間では「ルフィの母親が実は1巻に登場しているんじゃないか?」という噂が飛び交っています。

1巻に姿を見せる女性キャラクターはマキノ、アルビダ、リカ、ナミの4人ですが、その中にルフィの母親らしさを感じる人物がいるのか、非常に気になるところです。

1巻で登場したころのアルビダは尾田先生が語っている母親像に似た外見ではありますが、のちに変貌したアルビダに対してルフィは「お前みてェな美女しらねェぞ」と言っております。

また、ルフィと再会したアルビダはなぜがルフィに恋心を抱いているのです。

この部分から考えても、自分の息子に恋心を抱くのは考え難いため、候補からは外れます。

そもそも彼女の性格はルフィとは全く違いますしね。

次に、リカは自分のせいで海軍に捕まったしまったゾロを気遣い、おにぎりを差し入れした心優しい女の子。

ですがどう考えても子供だし、ルフィの母親としてのインパクトが弱すぎるため、可能性はゼロです。

ナミについては公式で年齢が20歳だと公表されているため、ルフィの母親ではありませんね。

一方でマキノについてはルフィと10歳ほどしか年齢が離れていないため、実の母親の可能性はほぼないですが、ルフィの面倒を見ていた様子から、血縁関係のない親子として描写されている可能性はあるかもしれません。

ですが、ルフィの母親が1巻に登場したいうことについては、作者も触れていないことから、可能性としては低そうです。

 

【ワンピース】ルフィの母親はイム様?ステューシー?候補について解説

次に、ルフィの母親候補について考察していきます。

巷では世界政府のイムやCP-0のステューシーなどが噂されていますが、果たしてルフィの母親である根拠はあるのでしょうか。

今回はルフィの母親だと噂されている人物を8人ピックアップしました。

また、ルフィの母親である可能性を独自の視点で考察したので一覧で紹介します。

ルフィの母親候補可能性
世界政府最高権力者「イム」様
CP-0メンバー「ステューシー」
エースの母「ポートガス・D・ルージュ」
風車の村の酒場の店主「マキノ」
山賊のリーダー「カーリー・ダダン」
トシトシの実の能力者「ジュエリー・ボニー」
元四皇ビックマム「シャーロット・リンリン」
元七武海「サー・クロコダイル」

結論から言うと、現時点ではルフィの母親である可能性が最も高いのは世界政府の最高権力者「イム様」となります。

ではなぜこのような結論を出したのか、候補について一人ずつ解説していきます。

 

①世界政府最高権力者「イム」様

ここ最近、ワンピースの謎の存在であるイム様がルフィの母親ではないかという説が、ネット上で盛んに議論されています。

イム様は世界政府の最高権力者であり、その素性は未だに謎に包まれているため、ルフィの母親という仮説は魅力的で興味が沸いてきますね。

まず、イム様は800年以上も生き延びている存在とされ、世界政府を牛耳る天竜人の一人として描かれています。

細身の体つきから「女性では?」という噂が立ち、またネット上では、イム様の正体についてリリィ王女説も取り沙汰されています。

ここで興味深いのは、ルフィの父親であり革命軍のトップであるドラゴンとの関係です。

もしドラゴンとイム様が夫婦であったなら、対立する両者であることから、物語に大きなドラマ性が加わりますね。

しかし、800年もの年月を生きたイム様と、現在の活躍が目立つドラゴンとの関係は、年齢的・設定的に難しい側面もあるため、単純な夫婦関係という見方には疑問が残ります。

さらに、尾田先生は神話や歴史をモチーフにキャラクターの名前や設定を決定することが多く、ルフィが覚醒して発動した技「ゴムゴムのバジュラング」にも、インド神話のハヌマーンが関係していると考えられます。

ハヌマーンの父が風神ヴァーユであること、そして母親が天女アンジャナーであることから考えると、作中の「天の女」=「天竜人を統べる女性」としてイム様が描かれている可能性も否定できません。

私個人としては、こうした神話的モチーフがイム様とルフィ一家とを結びつける重要な要素だと感じています。

ルフィの父ドラゴンが風に関わる能力者という噂もこの神話にマッチしていますね。

また、イム様の出現シーンで大きな麦わら帽子を見つめるシーンが描かれたことも、ルフィの母親説を後押しする材料となっています。

この帽子がかつてジョイボーイやニカの力と関連づけられていた背景を踏まえると、「自分の産んだ子供であるルフィを想う母親の姿」という解釈も成立するかもしれません。

ただ、ルフィの母親に関しては、ドラゴンやガープなどが意識的に触れない点から、極秘事項として扱われている可能性も指摘されます。

もしイム様がルフィの母親だった場合、20年以上前にドラゴンと接触できた可能性や、屈強な女性、物語の重要な役割を担う人物いうところにもマッチしています。

一方で、現在のドラゴンとイム様の立場や行動から考えると、2人が結ばれる可能性は極めて低い気もします。このため、あくまで現時点では推測の域を出ず、決定的な証拠が提示されたわけではないのは事実です。

ですが、ルフィがジョイボーイに憑依したように、何らかの原因でイム様の意識が乗っ取られて現在の行動を起こしていると仮定すると、イム様と取り戻すためにドラゴンが世界政府と対立しているとも考えられます。

私自身も、尾田先生の伏線や小出しに明かされる謎を踏まえると、こうした可能性が物語の今後の展開で大きく影響を与えるのではないかと期待せずにはいられません。

 

②CP-0メンバー「ステューシー」

ルフィの母親がステューシーであるという説も、ファンの間で熱く議論されている興味深い仮説のひとつです。

ステューシーの初登場は860話のホールケーキアイランド編。

結婚式の出席者として描かれたシーンで、彼女は「プリンちゃんキレイ… 昔の私を見てる様だわ」というセリフを口にします。

それに対して、ル・フェルドから「何十年前やねん!」と突っ込まれる場面があり、このやり取りから、彼女が過去に結婚した経験があることがほのめかされました。

また、この突っ込みからもステューシーが40~50代くらいであることが想像できます。

もしその結婚相手が重要なキャラクターであれば、なぜかその情報がむしろ伏せられている点が、ルフィの母親という仮説に不思議な説得力を与えていると感じます。

また、ステューシーは、見分色の覇気や武装色の覇気が使える実力者として描かれています。

ルフィもまた、並外れた戦闘力を持つキャラクターであり、母子の間にこうした戦闘センスが受け継がれている可能性は、作中の設定としても十分に考えられる点です。

また、ステューシーはCP-0という世界政府直属の諜報機関に所属しており、その任務の性質上、安定して子供を育てる環境にはいなかったと考えられます。

ガープにルフィを託すという決断も、その背景を示唆しているのではないでしょうか。

一方で、この説には疑問点もあります。

尾田先生は、ルフィの母親について、「美人ではない」と語っております。

ですがステューシーはどう見ても絶世の美女で、条件に当てはまらないことから、ルフィの母親である可能性は低いと考えられます。

 

③エースの母「ポートガス・D・ルージュ」

ルージュは海賊王ゴール・D・ロジャーの妻であり、エースの母として物語に登場します。

ここで疑問になるのは、もしルージュがルフィの母親だった場合、エースとルフィが実の兄弟になるという点です。

まず、ルージュがエースを産んだ後に命を落としたとされるエピソードや、彼女自身が謎に包まれた存在であることを考えると、その真相に迫ることで物語に新たな深みが加わる可能性があります。

たとえば、ルフィの服の赤色と、ルージュという名前がフランス語で赤を意味するという偶然の一致。

こうした小さな共通点が、両者の間に何らかの関係があるのではないかという推測を生んでいます。

もちろん、反対の意見としては、ルージュがエースを産んでその後亡くなっているという事実や、ガープがその場にいたというエピソードから、ルフィの母親としてルージュが採用される可能性は低いと考えられます。

 

④風車の村の酒場の店主「マキノ」

マキノは、シャンクスの海賊団がよく訪れる店であり、ルフィが幼い頃から面倒を見られていた人物です。

彼女の存在は、ルフィにとって実の母親というよりも母親的な支え、つまり精神的な拠り所として描かれることが多く、その温かさや優しさはルフィの人格形成に大きな影響を与えた可能性があります。

ただ、ここで問題となるのは時系列です。

物語中で描かれるマキノの年齢を考えると、実の母親となるには「若すぎる」という指摘が多く、実の母親としての可能性は低いと考えられます。

つまり、マキノがルフィの母親であれば、生物学的な母親というよりは、育ての母、または心の支えとしての存在であるという解釈が成り立つかもしれません。

 

個人的には、マキノがルフィにとってとても大切な存在だったのは間違いないと思います。

彼女の温かい眼差しや、いつも笑顔で迎えてくれる姿は、ルフィが困難に立ち向かうための大きな支えとなったのではないでしょうか。

 

しかし、実の母親としての可能性については、時系列的な矛盾が大きく、現段階ではあくまでも「心の母親」として描かれているというのが妥当な見方だと感じます。

 

⑤山賊のリーダー「カーリー・ダダン」

ダダンはコルボ山の山賊の首領で、そのオレンジ色のパーマ髪、屈強な体格、そして厳格な性格は、尾田先生が理想とする母親像にぴったりと重なる存在に見えます。

尾田先生自身が「美人じゃなくても、屈強で厳格な中年女性の母親像」がルフィに適していると語ったことを思い起こすと、ダダンはまさにその条件を満たしているように感じられます。

さらに、ダダンはかつて海軍英雄ガープからルフィとエースの育成を託されるほど信頼を集めていた人物です。

ルフィたちが海賊として出航する日まで、厳しくも温かい眼差しで面倒を見続けたというエピソードは、血縁以上の深い絆を感じさせます。

もしかすると、ガープがルフィの母親だという事実を知っていながら、あえて表に出さずに育てたのでは—という説も考えられるほどです。

しかし、あえて本当の母親にガープがルフィを育てるように託すというのはおかしな話しであるため、ダダンが本当の母親という可能性は極めて低いです。

ですが、育ての母としては役割を果たしていると言えます。

 

⑥トシトシの実の能力者「ジュエリー・ボニー」

ルフィと同じくらいの年齢に見えるボニーですが、ルフィの母親であるという驚きの噂もあります。

ボニーはトシトシの実の能力者として、年齢を自在に操ることができる設定があるため、「実年齢」と見た目が必ずしも一致しない可能性があるのです。

こうした特殊能力があれば、通常の年齢感覚では考えられない展開も否定できないという点で、一見ルフィの母親説に火が点きそうな材料ではあります。

さらに、ルフィと同様の食事の作法を持つという点は、彼らの間に何かしらの共通点があるのではないかとも考えられます。

しかし、くまの過去編で明らかになった時系列やボニーのキャラクター設定を踏まえると、彼女はルフィよりも若い可能性が非常に高いのが現実です。

母親としての役割を担うには年齢的な整合性が求められるため、実際の母親であるという点では説得力に欠けるのは否めません。

また、“影響力”という点でも、そこまでのパンチは個人的には感じないので、もしボニーがルフィの母親だとするなら、まだ隠されている力があることを願いたいです。

ですが総合的に見てボニーがルフィの母親である可能性は低いと考えます。

 

⑦元四皇ビックマム「シャーロット・リンリン」

シャーロット・リンリンことビッグマムがルフィの母親であるという説も浮上しております。

尾田先生が語った「母親像」としての屈強な体格やパーマ髪という外見は、まさにビッグマムにぴったりと当てはまります。

この外見のイメージが先行して噂が広まったと推測されます。

彼女は一妻多夫制を取り、多種族との間に子どもをもうけるという設定を持っているため、もしドラゴンとの間に子供がいたとしても、不自然ではないという考え方もできます。

また、ホールケーキアイランド編やワノ国編でのルフィとの激しい戦いは、単なる宿敵の関係以上に、もし親子間であれば複雑な因縁を感じさせる要素として捉えることも可能です。

一方で、ビッグマムが自らの子供に対して非常に強いこだわりを持っているキャラクターであるだけに、もしルフィが実子だったならば、どこかで何らかの形でそうした母性愛を示す働きかけがあるのでは?という疑問が湧きます。

ですが、ルフィに対しては、母性愛どころか強い敵意を示していることが明白なため、ビッグマムがルフィの母親という可能性は極めて低いです。

 

⑧元七武海「サー・クロコダイル」

ルフィの母親がクロコダイルである可能性は、一見するとあり得なさそうな仮説ですが、実はいくつかの根拠や噂が指摘されている点も否定できません。

元王下七武海・バロックワークスのMr.0として知られるクロコダイルは、現在はクロスギルドの幹部として活躍中ですが、実は彼について「女性だった」という噂が絶えないのです。

余談ですが、クレヨンしんちゃんの父であるヒロシも実は女性だったのでは?という噂がありますね。

まず、作品内ではクロコダイルの右耳にだけピアスが見られたり、女性用のコートを身に着けているという違和感のある描写があり、これが「彼はもともと女性であったのでは?」という憶測を呼び起こしているようです。

また、イワンコフという共通の知り合いとの関係も注目すべき点です。

イワンコフはホルホルの実の能力者で、クロコダイルに対して何らかの弱みを握っていると噂されています。

中には、イワンコフの能力で性別を操作され、元の女性から男性へと転換させられた可能性があるという説も出回っています。

もしクロコダイルが実際にルフィの母親であったとすると、ドラゴンというルフィの父親候補が所属する革命軍のイワンコフとの間にも、何かしらの過去の繋がりがあったのではないかと想像せざるを得ません。

とはいえ、実際のところ、クロコダイルはアラバスタ編などでルフィに何度も命の危険を与える敵対者として描かれており、その点から親子関係はないのではと思います。

私個人としては、もしクロコダイルがかつて女性であったとしても、ルフィの母親という可能性は極めて低いと考えます。

 

ルフィの母親についての考察まとめ

まとめ

多くのファンがルフィの母親の登場を待っていますが、それに対して尾田先生は「冒険物語が描きたいから、母親は出てこない」という話しも過去にされています。

このままルフィの母親が登場しない可能性もゼロではありませんが、個人的には終盤で明らかになるのではと思っています。

『ONE PIECE』自体は、ひとつなぎの秘宝を求めて冒険する物語ですが、その目的が達成されたとき、冒険が終わるとともに、母親が登場するという可能性を信じたいです。

そして、その母親は今のところイム様の可能性が一番高いと考えています。

イム様はコブラ王とビビィ王女がDの一族であることを明かした時に、怒りを露わにしていました。

この怒りは昔の出来事に起因していると思われます。

不老の手術を受けて、800年生き続けている可能性もありますが、個人的にはジョイボーイがルフィに乗り移ったように、800年前のイム様が現在のイム様に乗り移っているのではと考察しています。

そして、ドラゴンは乗っ取られた妻を取り戻すために世界政府に挑んでおり、過去にイム様との間に子を授かっていたとすると、それが原因で「世界最悪の犯罪者」と呼ばれることも納得でき、話の筋が合致するようにも思えます。

また、イム様については全身黒のローブで覆われているため、本当の姿も明らかになっていません。

ただし、「赤いぐるぐるの目」ということは描写されているため、これがヒントになるかもしれません。

この描写は名探偵コナンの黒幕の描写に似ており、もしかするとイム様の正体はすでに登場している人物の可能性もあるように思えます。

名探偵コナンでは、実は黒幕は阿笠博士では?という噂もたっており、黒幕は実は身近な存在という可能性もあります。

ルフィの母=イム様=身近な人物という図式が成立する可能性もあるのかもしれません。

ただ、これらの考察には確固たる証拠が存在しないため、今後の展開がどのように進むのか非常に楽しみです。

皆さんはルフィの母親について、どのようにお考えでしょうか?

真相が明らかになる日を楽しみに待ちましょう。

 

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