皆さんは人気アニメのちびまる子ちゃんにさまざまな都市伝説があることをご存知でしょうか。
ちびまる子ちゃんとのたまちゃんは実在するのでしょうか。
また、登場人物の中でも途中からゆみこちゃんやえびすくんが出てこなくなるといった不可解なことが起こっております。
噂によるとえびすくんのモデルの人物が事件を起こしたことで、アニメの中でも登場されることができなくなったとか。
などなどちびまる子ちゃんにはさまざまな都市伝説が存在するので、ここからは【ちびまる子ちゃん都市伝説7選】を解説していきます。
是非最後までお付き合い頂けると幸いです。
1. 親友・ゆみこちゃんはなぜ消えた? “最後の言葉”が意味するものとは…
まる子の親友といえば、クラスのアイドル的存在・たまちゃんですが、初期にはもう一人、 ゆみこちゃん という女の子が頻繁に登場していました。
活発で明るいゆみこちゃんは、まる子やたまちゃんと一緒にいることが多く、まさに大の仲良し!
ところが、物語が進むにつれてゆみこちゃんの登場回数は徐々に減っていき、気がつけば全く姿を見せなくなってしまいます。
一体なぜ…? その謎を探るべく、ファンの間では様々な憶測が飛び交うことに。
中でも有名なのが、 ゆみこちゃんのモデルとなった人物が亡くなったため、アニメからも姿を消したというもの。
確かに、ちびまる子ちゃんには作者であるさくらももこさんの実体験を基にしたエピソードが多く、登場人物にもモデルとなった人物が存在すると言われています。
もし、ゆみこちゃんのモデルとなった人物に不幸があったとすれば、アニメから姿を消したことも納得できる…のかもしれません。
ファンの間では、ゆみこちゃんの最後の出演シーンとされるエピソードも話題に。
「ありがとうまるちゃん、バイバイ」という言葉を残しております。
まるで永遠の別れを予感させるかのような言葉を残し、ゆみこちゃんは去っていくのです…。
このシーンがあまりにも印象的だったため、ゆみこちゃんの身に何か良くないことが起こったのではないか?と考える人が続出したのでしょう。
しかし、ゆみこちゃんのモデルや、その人物にまつわる具体的な情報は一切公開されていません。
そのため、この都市伝説はあくまでも憶測の域を出ないというのが現状です。
真相は藪の中… だからこそ、私たちはより一層、ゆみこちゃんの謎に惹かれてしまうのかもしれません。
とは言え、なぜ親友だったゆみこちゃんが作中で姿を消してしまったのかは気になりますね。

例えるとドラえもんにスネ夫が登場しなくなったような感じでしょうか。
今だともうちょっと物足りなくなりそうですね。
そもそも深い設定はなく、単純にたまちゃんと2人の方が物語を書きやすかったのかもしれません。
2.「ちびまる子ちゃん」イケメン同級生・えびすくんが姿を消した理由とは…? 噂される“事件”の真相
ちびまる子ちゃんでもう一人途中から出てこなくなったのがえびすくんです。
茶髪で大人びた雰囲気の彼は、まる子たちと同じ3年4組のクラスメート。
原作漫画では第1巻から登場しており、アニメでも何度かセリフが与えられるなど、決して脇役ではありませんでした。
しかし、そんなえびすくんも、ゆみこちゃんと同じように、ある時期を境にぱったりと姿を消してしまいます。
人気キャラだっただけに、ファンの間では「えびすくんはどうして出なくなったの?」と疑問の声が続出することに。
そこでまことしやかに囁かれ始めたのが、 えびすくんのモデルとなった人物が事件を起こし、逮捕されたというもの。
一体彼が何をしたというのでしょうか?
残念ながら、この都市伝説についても、具体的な情報や証拠は一切存在しません。
ネット上でも様々な憶測が飛び交っていますが、どれも信憑性に欠けるものばかり。
ただ、もし仮に、この都市伝説が真実だとしたら…?
私たちが何気なく見ているアニメの世界にも、現実世界の出来事が影を落としていると考えると、少し怖い気もしますね。

ちなみにえびすくんは「蛭子能収」さんの名前から取られているとか。
3.「ちびまる子ちゃん」たまちゃんは実在する?
続いてはまる子の大親友たまちゃんについての話しです。
作中では賢くて優しい、どう見ても”良い人”のたまちゃんですが、そんなたまちゃんは実在していると言われております。
これに関しては作者も認めているため都市伝説ではなく事実となります。
さくらももこ氏はエッセイの中で、家族や友人がキャラクターのモデルであることを明かしているとのこと。
そんなたまちゃんですが、子どもの頃から裕福な家庭で育ち、高校卒業後にアメリカ留学しているようです。

ちょっとアニメのたまちゃんとは若干イメージが違って行動力があったんですね。
そしてそのまま国際結婚して、現在もアメリカに住んでいるようです。
そうなると、まる子とたまちゃんは実際には親友だったのかということも気になりますね。
ここについてはわかりませんが、行動力がありクラスの中心的存在のたまちゃんは誰しもが友達になりたい存在のように思います。
もしかすると作者の願望が作中に表れていたのかもしれません。
4.「ちびまる子ちゃん」花輪くんは実は○○だった?
高級車でお迎え、海外旅行は当たり前!
セレブな生活を送る花輪くんの家は、一体何をしているのでしょうか?
ファンの間では、 花輪くんの家は「病院経営」をしている という説が有力です。
その根拠として挙げられるのが、花輪くんのモデルについて。
さくらももこ氏の同級生という説が有力な花輪くんですが、モデルとなった人物の家庭環境や、その後の進路が、病院経営者と重なる部分が多いと言われています。
花輪くんのモデルが病院関係者の子供であれば、高級車での送迎や海外旅行といった裕福な暮らしぶりにも納得がいきますよね。
さらに、花輪くんのトレードマークである「おかっぱ頭」も、病院経営者の息子という設定に一役買っているという声も。
当時の富裕層の間では、おかっぱ頭が流行していたという話もあるようです。
別の職業との噂もあるようですが、花輪くんの家は「病院経営」をしているという可能性が非常に高いと言えるでしょう。
ただし、実際のモデルになった方は、病院経営者の娘さんとのことで、花輪くんは女性がモデルとなっているようです。
もちろん高級車3台を保有するお金持ちだったようで、花輪くんの人柄からすると作者とは非常に良い関係性であったことが想像できます。
5.「ちびまる子ちゃん」ヒロシは無職?謎に包まれた父の真実
まる子の父であるヒロシは無職なのではないかと噂されています。
と言うのも、本作の中でヒロシが働いている姿や出勤するシーンなどが一切ありません。
例えばサザエさんに登場する波平やますおさんは度々仕事帰りに一杯飲んでいるシーンなどもあり、サラリーマンであることがわかります。
ではヒロシは本当に無職なのでしょうか?
結論から言うと、作中には登場しませんが、まず働いているで間違いないと思います。
理由としては、まる子一家は6人家族ですが、それを一家の大黒柱が働くこともせずに、祖父母の年金だけで暮らせるということは考えづらいからです。

働きもせず毎日晩酌なんて夢のまた夢ですね。
また、さくらももこ氏の実家は八百屋を営んでいたたため、ヒロシは八百屋さんと言うことになります。
特に作中では職業が設定されていないので、不要な設定として省略されているのかもしれません。
確かにヒロシはいつもトレーナーを着て長ズボンを履いているので、そこにはちまきとエプロンを着ければ八百屋さんですね。
6.「ちびまる子ちゃん」まる子は友蔵が嫌いだった?理想と現実のギャップ
いつもニコニコ、まる子の良き相談相手である友蔵。
そんな優しいおじいちゃんですが、実はまる子との関係は、私たちが見ているほど良好ではなかったのかもしれません。
さくらももこ氏のエッセイによると、 友蔵のモデルとなった実在の祖父は、非常に厳格な人物だったそうです。
さくらももこ氏自身も、祖父からは厳しく育てられたというエピソードを語っています。
もしかしたら、まる子と友蔵の関係性も、実在の祖父との関係性が影響しているのかもしれません。
作中では、まる子のわがままにも優しく付き合ってくれる友蔵ですが、現実では厳しく叱責されることも多かったのかもしれません。

作中でまる子の味方をしてくれる優しい友蔵は、作者の理想のおじいちゃん像だったのかもしれません。
7.「ちびまる子ちゃん」幻の最終回に隠されたメッセージ
永遠に続くかのような、ノスタルジックな日常を描いた「ちびまる子ちゃん」。
しかし、ファンの間では 「幻の最終回」 が存在すると言われています。
その最終回とは…。
ある日、友蔵が亡くなってしまいます。
悲しみに暮れるさくら家でしたが、遺品整理をしていると、タンスの中から株券が見つかります。
なんとその株券は、とんでもない値上がりを見せており、さくら家は一夜にして大金持ちに!
その後、さくら家は念願の大豪邸に住むことになり、姉妹2人も希望する大学に進学。
そして、まる子は 夢だった漫画家になるため、上京するというストーリーです。

あったら良いけどなかなか無い夢のような話しですね。
ちびまる子ちゃんは作者自身がモデルということで、最終的には漫画家になるというのがゴール設定なのは良くわかります。
ただし、永遠に同じ時代をループしている本作に、本当に最終回は存在するのでしょうか。
あえて漫画家になるという分かりきった結末に持っていく必要も無いように思えます。
また、ハッピーエンド過ぎて特にオチの無いストーリーになっているようにも感じ、「大金持ちになったのは全て夢物語だった」という内容の方がちびまる子ちゃんらしいように感じます。

以上のことから、この最終回についてはファンによる2次創作の可能性が高いと判断します。
言えば、作者であるさくらももこ氏自身がモデルとなっている作品で、登場する人物についても全員ではないですが、実在する人がモデルになっていると言われています。
8.まとめ
ちびまる子ちゃんの都市伝説7選について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
初期の親友ゆみこちゃんや、えびすくんが突然姿を消した理由には、モデルとなった人物の現実での出来事が関係しているという噂がありますが、これらは信憑性の低い憶測に過ぎません。
一方、たまちゃんは作者が実在の人物をモデルにしたと認めており、その後の人生についても語られています。
花輪くんの家が極道であるという説も、根拠がなく、むしろ病院経営者の娘がモデルである説の方が現実味を帯びていますね。
ヒロシが無職という噂は、作中で働く姿が描かれないためですが、実際は八百屋を営んでいる可能性が高いでしょう。
また、まる子が友蔵を嫌っていたという説は、作者の理想の祖父像が作中に反映されていると考えられます。
最後に、ハッピーエンドな最終回が存在するという都市伝説は、ファンによる二次創作の可能性が高いと考えられます。
今回紹介した都市伝説の多くは根拠が薄く、単なる噂に過ぎません。
しかし、ちびまるこちゃんに登場するキャラクターは、実在する人物がモデルとなっているのが分かりました。
全く同じには描かれていませんが、モデルがいるからこそ都市伝説が生まれ、それもまた楽しみ方の一つになっているようにも感じます。
紹介した都市伝説について、信じるか信じないかはあなた次第です!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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