皆さんは国民的なアニメのクレヨンしんちゃんに登場するボーちゃんの親をご存知でしょうか。
実はボーちゃんだけ作中でほとんど家族が登場していないのです。
ボーちゃんのお父さんやお母さんは存在するのか、家族構成などについても情報を整理して解説していきたいと思います。
また、実はボーちゃんは本名が明かされていないことがわかっています。
ボーちゃんの本名についてはインターネット上で様々な考察がされており、都市伝説となっているのです。
知っているようで知らないボーちゃんの本名はとても気になりますよね!
本記事ではボーちゃんの様々な秘密について解説していきます。
ボーちゃんの誕生日やよく言うセリフなど、ボーちゃんについても深掘りしていきますね。
「クレヨンしんちゃん」ボーちゃんはどんな子?誕生日はいつ?
ボーちゃんはクレヨンしんちゃんに登場するキャラクターで9月10日生まれ、AB型の男の子です。
身長116.9cm、体重25.0kgの5歳児でアクション幼稚園ひまわり組の園児。

5歳児で体重25kgってかなり大きいですね。
背は高そうに見えてましたが、そこまで体重があるとは予想外でした。
名前の通りボーっとしているが、たまに幼稚園児ではできないはずのことをやってのけるなど凄い一面もあります。
趣味は珍しい形をした石を集めることで、特技は気配を消すこと。

気配を消すのが特技って黒子のバスケの主人公である黒子テツヤみたいですね。
バスケットボールをやったらミスディレクションが使えるのでしょうか。
いつも鼻水を垂らしていますが、その鼻水を操ることが可能で、一発芸としても用いられています。
実は運動神経も良く、かけっこでは足の速い子にも勝利しているとか。
春日部の愛と平和を守ることを目的としたかすかべ防衛隊の一員で、ボーちゃんの他に野原しんのすけ、風間トオル、桜田ネネ、佐藤マサオが隊員として存在しています。

いつも鼻水を垂らしてボーっとしているので運動神経が良いというのは意外ですね。
何でも、ボーちゃんは鼻水で平衡感覚を保っているとか。
「クレヨンしんちゃん」ボーちゃんの本名は?
クレヨンしんちゃんの「ボーちゃん」と言えば割と主要なキャタクターですよね。
しかし、皆さんはそんなボーちゃんの本名をご存知でしょうか?
実は作中でも特に紹介されておらず、自己紹介するときも「ボーちゃんと呼んでください」と言ってるだけのようです。

かすかべ防衛隊の中でも一人だけ本名が設定されていないのは驚きですね!
何か意味があるのでしょうか?
そんなミステリアスなボーちゃんの本名について有力な3つの説を考察していきます。
ボー・チャン 説
実はボーちゃんは中国人でボー・チャンという名前であるという説があります。
確かにボーちゃんは普段から口数が少なく、やや片言っぽい喋り方ともとれますね。
また鼻水でのさまざまな技も中国雑技団顔負けの曲芸とも言えます。
では中国版のクレヨンしんちゃんではボーちゃんは何と表現されているのでしょうか。
実は中国では「阿呆」になっており、これを日本語に直すと「ボーちゃん」になります。
中国でのボーちゃんの名前ほんまに草 pic.twitter.com/XzvyK5M6Xr
— ほんまに草 (@kusatta_wwwwwww) March 21, 2025
このことからネット上では、中国で「ボーちゃん」と表現されているのであればボー・チャン説は可能性としては低いと囁かれております。

確かにボー・チャン説は特に証拠となるものがなく、可能性は低いと感じますが、日本の作品であるため、中国でどう表現されているかは本件とは関係ない気がしますね。
いずれにしてもボー・チャン説は可能性が低いと考えます。
井川 棒太郎 説
次に「井川棒太郎」説について解説していきます。
1993年8月に放送された「相撲大会でガンバるゾ」という回で井川棒太郎が登場します。
幼稚園で相撲大会が開催され、その大会のトーナメント表が映し出されたのですが、そこに井川棒太郎という名前が入っていたとのことです。
ただし、放送中にボーちゃんが井川棒太郎であるという紹介もされていないため確証はありません。
それにしても棒太郎はそうそう聞く名前でもなく、ボーちゃんのことだと思うのが自然ではないでしょうか。

一つ目の「ボー・チャン」に比べると可能性が高そうに感じます。
棒井 棒太郎 説
次に似たような名前ですが「棒井棒太郎」説について解説していきます。
1994年1月に放送された「オラはエンピツしんちゃんだゾ」という回で棒井棒太郎が登場したと噂されています。
この回は、しんのすけたちが小学生になったらという設定の話しで、先生が出席をとる際に「棒井棒太郎」と呼んだとのこと。
ただし、小学生になったらという設定の上での話しのため、本名が棒井棒太郎かの確証はありません。

井川棒太郎説も然りですが、あえて本名を設定せずに、作者の遊び心として作中に出したのかもしれませんね。
余談ですが、しんのすけのお母さんであるみさえは3姉妹の真ん中で、姉はまさえ、妹はむさえで、頭の文字が「まみむ」と続いております。
また、しんのすけのお父さんであるひろしの兄はせましという名前でちょくちょく名前に遊び心を入れているのがわかりますね。
ただし、ボーちゃんに関しては、公式でも本名は明かされていないため、真実は隠されたままとなります。
実は他のアニメでも本名が不明なキャタクターも存在し、中でも有名なのがドラゴンボールに登場する亀仙人。
【ドラゴンボール】亀仙人の本名って何なの? https://t.co/iWW64xf34i pic.twitter.com/V45g44rNFq
— うさちゃんねる (@usachannelalice) July 21, 2022
亀仙人は武術の神と称されており、弟子のクリリンからは「武天老師」様と呼ばれています。
なぜ本名が出てこないのかは不明ですが、あえて出していない可能性が高いのかもしれません。
ミステリアスにした方が、キャラクターの設定上は良かったのでしょう。
「クレヨンしんちゃん」ボーちゃんのお母さんは?家族構成は?
次にボーちゃんの家族についてみていきたいと思います。
実はボーちゃんの家族だけ作中に全然登場してこないのです。

風間くん、ネネちゃん、まさおくんの家族は登場するのに不思議ですよね。
では、ボーちゃんの家族は存在しているのでしょうか?
ボーちゃんの家族構成
ボーちゃんが自ら話している内容によるとおばあちゃんとお姉ちゃんがいるようです。
ボーちゃんはたまに「ばあちゃんが言ってた」と口にすることがあり、姉についてはセリフの中から推測できますが、全く登場していないため名前や顔などすべてが謎のままです。
また、マンガの中でお父さんとお母さんが登場するシーンが描かれているので、存在していることは確かですが、ちょうど吹き出しで顔が隠れており、こちらもまた名前も顔もわかっておりません。

吹き出しで顔を隠しているのはおそらく作者の意図的なもので、ミステリアスな一家という設定にしているのだと推測できます。
よってボーちゃん一家は5人家族ということになります。
ただし、おじいちゃんの存在などは一切触れられていないため、もしかすると6人家族の可能性もあるかもしれません。
ボーちゃんのお母さんが登場するシーンは?
先ほどボーちゃんのお母さんが登場しているシーンがあるとお話ししましたが、登場するシーンについて解説していきます。
しんのすけたちが探偵ごっこをして、ボーちゃんの家やお母さんを探すという回です。
しんのすけたちはボーちゃんの後をつけていき、ボーちゃんはお母さんのところへ駆け寄っていくところまでは見ていましたが、そこにちんどん屋がやってきたことで気を取られて、結局見逃してしまうというお話です。
その時に微かにボーちゃんのお母さんが登場していたとのこと。
ボーちゃんのママは。。。 pic.twitter.com/O6OZCOdnPJ
— シバズケ (@shibazuk002ddt2) March 15, 2025
このときボーちゃんは「ママ」と呼んでいるようです。

読者や視聴者だけではなく、友達であるしんのすけたちも見たことがないとなるとボーちゃん一家は相当なミステリアスだといえます。
「クレヨンしんちゃん」ボーちゃんの親が登場しない理由を考察
それではなぜボーちゃんの親は作中に登場しないのでしょうか。
その理由についていくつか説を解説していきます。
ボーちゃんの親は人に見られたらまずい仕事をしている?
一つ目の説が、ボーちゃんの親は人に見られるとまずい仕事をしているから顔を見せないというもの。
人に見られてまずい仕事というと、警察官で潜入捜査をしているか、逆に裏社会の人間の可能性もある。

どちらにしてもボーちゃんのおっとりした性格からは考えづらいが、実は正義感のあるボーちゃんからすると、警察官という可能性はあるのかもしれません。
しかし、あくまでも噂レベルの話しで、実際にどんな仕事をしているのかはわかりませんし、ボーちゃん以外の家族は全員登場していないので、この線は薄いと考えられます。
近所の人たちからいじめにあっている?
ボーちゃんの親は近所の人たちからいじめを受けているから姿を現さないといった噂があります。
これについては特に根拠も無く、いじめられているかは定かではありません。

もし本当にいじめられているのなら、かすがべ防衛隊で解決して欲しいですね!
ママ友からいじめにあっている?
ボーちゃんのお母さんが登場しないのはママともからいじめにあっているからという噂もあります。
確かにママともの集まりではしんのすけのママ、風間くんのママ、ネネちゃんのママ、マサオくんのママが来ていますが、ボーちゃんのママは登場しません。
親が絡むとやっぱりボーちゃんの出番はなしか#クレヨンしんちゃん pic.twitter.com/bDxmhIQ2UF
— メガゾーン23 (@MZ23_BAHAMOUD) February 22, 2025

この状況から、ボーちゃんのお母さんは仲間はずれにされているという説が上がっているのかもしれませんね。
ですが、これについても特に根拠となるような事実はないようです。
また、映画クレヨンしんちゃん「嵐を呼ぶジャングル」でマサオくんのお母さんが「ボーちゃんのお母さんからボーちゃんを預かった」と話しているシーンがあります。
大事な子供をいじめをするような人に預けることは絶対にないため、この説はデマである可能性が極めて高いと言えます。
しんちゃんを車で轢いてしまったから登場できない?
クレヨンしんちゃんにはしんのすけにまつわるある都市伝説があります。
それはしんのすけが5歳で死んでいるという説です。
妹のひまわりが車に轢かれそうになるのをしんのすけが助けて、身代わりとなって死んでしまったというもの。
国民的アニメのクレヨンしんちゃん
オレも小さい時から大好きなアニメだ😄しかししんちゃんはすでに死亡していてこの世にはいないらしい😅😅しんちゃんは妹のひまわりを交通事故から助けるために守ったときに事故にあって5歳のときに死亡しているらしい😭😭 pic.twitter.com/0Xlmyt4Ijq— ペカジャグラー(変な詐欺垢と不快な垢以外はフォローしてくれたら誰でも歓迎するぜ❗)フォロバ100❗ (@WjVcIFLoCuy6kKu) January 8, 2023
クレヨンしんちゃんは、しんのすけを失ったみさえが悲しさのあまり、「しんのすけが生きていたら」という想像でしんのすけが使っていたノートにクレヨンで描いたものだと噂されています。
さらにしんのすけを轢いた車を運転していたのが、ボーちゃんのお母さんだったのでは?と言われているのです。
みさえが描いたストーリーだからこそ、加害者であるボーちゃんのお母さんが一切登場しないというのは不思議なことではありませんね。
そういった意味では辻褄が合っているようにも思えます。
ただし、ボーちゃんのお母さんが本当に加害者だとしたら、ボーちゃんのお母さんの話すら全く出さないと思うので、あくまでも確証のない都市伝説に過ぎないと感じます。

「クレヨンしんちゃん」という題名を改めて見ると、死亡説がかなりしっくりきて、マンガ・アニメといえど悲しい気持ちになりますね。
そんな設定ではないことを願っています。
「クレヨンしんちゃん」ボーちゃんのセリフ~名言集~
ここまでボーちゃんついて解説してきましたが、作中でボーちゃんが発言したセリフの中で名言と言われているもの3選を紹介していきます。
「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」での名言
見知らぬ土地で一夜を過ごすことになったしんのすけたちかすかべ防衛隊。
みんなが不安になっているところにボーちゃんがこの名言を放った。
「どこでもいい、ここは地球の上、怖がらなくて大丈夫。」
5歳児の言葉とは思えない壮大な発想ですよね。

地球にいる限りは怖いものはないってカッコイイです!
「かすかべ防衛隊の解散だゾ」での名言
アイドルの解散式を見たネネちゃんが感動して、解散式をやりたいがためにかすかべ防衛隊が解散することに。
そこでボーちゃんの名言がでます。
削り散り そして 再び出会う 河原の石のように
なんかもう川柳みたいですね!
「削り散り」という表現はあまり聞いたことがないですが、言葉に趣を感じてしまいました。

自分の好きな石に例えているってとこも素敵です。
「ゼッタイに拾いたい石だゾ!」での名言
幼稚園の隣で道路工事をしており、石集めが好きなボーちゃんが星形の石を見つける。
工事のお兄さんに石が欲しいと伝えるが、話しているときの別の作業員が土を戻してしまい石も埋まってしまう。
さらに工事のお兄さんがプロポーズで渡すつもりだった指輪も落としており、一緒に土に埋まってしまった。
お兄さんはボーちゃんにあの石とは縁が無かったから諦めろというがここでボーちゃんから名言が飛び出す。
僕が諦めなければ!縁はずっと続く‼︎
諦めかけていたお兄さんは、このあと土を掘り返して星形の石と指輪を見つけ出し、無事プロポーズを成功させたとか。
確かに諦めなければ例え見つからなかったとしても、心の中に残り続け、心に残っている限りは縁は続いているということになりますね。
それにしても咄嗟にその表現が言葉で出てくるのが凄いですね。

個人的には3つの中で一番好きな名言です。
次にそんなボーちゃんの本名について解説していきます。
まとめ
今回はクレヨンしんちゃんに登場するボーちゃんにまつわる都市伝説を考察してきました。
ボーちゃんの本名についてはさまざまな説がありましたが、個人的には作者の遊び心であえて設定していないものだと考えます。
また、家族構成や家族が登場しない理由については、ボーちゃん=ミステリアスといった設定にしたかったのではないかでしょうか。
ここまでボーちゃんについて考察してきましたが、皆さんはどう感じたでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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